【石川善樹】レッドオーシャンを「ブルー」に変える思考法
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コメント
注目のコメント
これまで人間はどうやって世界を拡張してきたのか。イノベーションはなぜ起こるのか。こんな大きな問いを発端に、石川善樹さんの頭のなかにあるフレームワークを覗かせてもらいました。
今回のキーワードは、「ディテール」と「ビッグピクチャー」を行き来すること。自分の仕事領域で、あらゆるアイデアが出尽くしていると感じたときに、ぜひこの「方法」を試していただきたい。新しい軸を見つけるのはものすごく難しいことですが、石川さんの絶妙な抽象化によって、あらゆる仕事に当てはめられる考え方のヒントが書かれています。
追記 7.13 : 記事中の誤記を正しました。松田剛さん、ご指摘ありがとうございました。「トレードオフ構造を見つけたらこっちのもの」というのは非常に納得。軸の取り方でビックピクチャーが見出せる。日本はディテールを突き詰めるのは得意だが、それは同調圧力の強いカルチャーに影響されていると思う。多様性を富んだカルチャーを持つ国ほど、飛び地のイノベーションに長けている。
にしても、石川さんは軸の取り方の発想がすごいなぁ。
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ダイエットって、2000年ぐらい研究され続けているので、もうやり尽くされているんですよ。そこで空いているエリアは何だろうかと考え、こういう軸を考えました。横の軸は「痩せる」と「痩せたまま」です。実はダイエット研究の9割9分9厘は、いかにして痩せるかをテーマとしていて、「痩せたまま」でいるにはどうしたらいいのかという研究はほとんどなかったんですね。まずこの軸を発見した時点で、かなり有頂天になりました(笑)。