1人あたり医療費が高い都道府県ランキング
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注目のコメント
一概に、『医療費がかかる=健康増進に取り組んでいない』とは言えないと思っています。
高齢化率とか、病院病床数も関係しているのではないでしょうか。
データを見る限り、医療費の高い地域はそもそも入院施設数が多く、入院期間も長い傾向があります。
また入院すると、漏れなく退院後は医療機関が通いの場の1つとなり、それに伴い定期検査・薬処方という仕組みに巻き込まれます。
良い意味でも悪い意味でも、医療が身近にあり、手厚い対応を受けられるが故に費用増大に繋がっていると分析しました。
【平成 28 年(2016) 医療施設(動態)調査・病院報告の概況】
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/iryosd/16/dl/gaikyo.pdf
中でも精神病床や療養病床は入院日数がダントツで長いです。
H29年9月に厚労省から出された資料では、一般病床平均が16.2日に対して、精神病床平均は269.9日、療養病床平均は152.2日です。
今回、医療費が高いとされている都道府県は、入院期間が他より圧倒的に長いです。
更に、医療費が高い地域は、入院期間が軒並み平均より長い傾向があります。
【平成26年度 年齢階級別一人当たり医療費】
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12400000-Hokenkyoku/kiso26_teisei_3.pdf
75歳を過ぎると医療費は格段に上がります。
そして、団塊の世代が75歳になるのは2025年です…。札幌に住んでいたからこそ思うのですが、地方都市は健康リテラシーが低すぎると感じます。健康に必要なのは、健康になろうという意識と意志がスタート地点です。そこから、自ら情報を獲得する学習行動が大切だなと痛感します。北海道、四国、九州は自然豊かな地域ですから、自然や空気や水の良さは、健康には比例しないという事を証明したデータのように思います。このような地方都市こそ、医療的な教育を県や道で取り組むべきではないでしょうか?
高齢者や精神疾患の患者さんは、一旦、処方されたお薬を続けたいという方が多いです。なので、他の訴えが出たら更に増えていくことになります。
ある症状が収まったら、その薬は処方をしない、当然のことなのですが、患者さんを納得させるのは難しいと思います。
→お薬手帳などを持って、それまでと同じ処方をしてもらえる他の病院へ行くわけですから。