初任給「上げた」7割 年功賃金見直しは5割に
日本経済新聞
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人口の逆ピラミッドに加えて、英語力とプログラミング力が必須の時代になりつつあります。そして終身雇用制度が崩壊に向かっていることを肌で感じます。若い人にとって転職は当たり前のことになってきています。これに対応するためには、賃金カーブの大幅な見直しが必要であり、その突破口は初任給の引き上げだということだと思います。対応が遅すぎるようにも見えますが、変わる時は一気に変わるものです。その時が近づいているように思います。
職務範囲を明確に定めない働き方を改めない限り、年功序列をやめても不満が募るだけ。だって昔賃金安く抑えられていて、年取ったら年功序列なしなんて、騙されたとなるよね。
この問題は年功序列とかだけではなく、新卒一括採用とか定年制とか、雇用の男女年齢差別とか日本的雇用慣行の全てを見直して改革しない限り、誰も得をしません。
でもそれを今の政治家ができるかといえば、かなり疑問なので、まだまだ雇用環境の混乱は続くのでしょうね。