“今いる社員で成果を上げる”人事制度運用のポイント
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人事制度の根幹は「どんな人を増やしたいか」
人を育てる人を増やしたいのか、とにかく数字作れる人を増やしたいのか、強い組織を作れる人を増やしたいのか、革新を起こせる人を作りたいのか、がんばる姿勢で見本となる人を増やしたいのか・・・
どんな制度を設計したとしても、意識下に「こういう人を評価したい」という力学が働き、それによってその人が評価されるように各種の評価項目が「調整」されていくのが現実です
人事制度を設計する人事などはその辺の組織のフィロソフィーや現場の現実を理解せず、理論上ワークするであろう、しかしどういう人を評価したいのかわからないような制度を作りがちで、実際に現場が運用する時にアンマッチで困ってしまいます
人事制度は、事業サイドで事業、組織、人を伸ばしてきた経験のあるマネジメントクラスが集まって作るべきだと個人的には考えますどうあって欲しいか、というメッセージであるべきですよね。人事制度は。で、それが経営理念やブランドフィロソフィーと矛盾無いものである、と。業種や職種のネイチャーに合ってる、ってのも大事。もちろん、ブチ壊す!ってチャレンジはあっていいと思いますが。
制度を入れて、しばらく経って「新しい制度、どう?」と社員に聞いた時に、どんな感想が欲しいか。何と言ってもらいたいか。人事や経営の「自己マン」であってはいけないですよね。人事がどんなに頭を使っても制度で人は動かせません。
人を動かせるのは人だけです。規模の小さい企業ほど社長の顔が見えるので、社長の雰囲気次第で大きく変わります。
会社を変えるには、まず社長が変わらなければならないと思ってます。