香港、若者ら立法会突入 数百人が暴徒化
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今は1789年でもなければ、香港はバスチーユでもない。
雨傘革命のドキュメンタリー映画「乱世備考」を観ても思ったけれど、香港デモの基本姿勢は不服従であって、そのアクションスタンスはガンジーやダライ・ラマ法王の流れを汲む非暴力。
暴力で解決するなら、とっくに紛争地帯になってる。
一部の過激派の仕業か、悪辣なプロパガンダなのではと思えてならない。
注目のコメント
今夜の日本のメディアは米朝首脳会談一色でしたが、CNNやBBCでは香港の議会に押し入る市民達の姿一色でした。
ここに、日本人の国際バランスが出ているのかもしれないと感じました。
香港の一国二制度は、イギリスから中国へ香港が返還された時から、いつかは無理が表面化すると、内心は多くの人が思っていたはず。
来るべき時が来たと考えて、香港に拠点がある海外企業は真剣に進退を考えていると思います。
香港は大好きな街ですが、これが現実なのかなぁと思いました。主催者が予定していたデモの集合時間よりも早くビル突入が始まっていたという話もあり。
これまでデモに参加した香港市民は警察の暴力に対してかなり抑制された行動をとってきたことが国際的にも評価されてきた印象なので、ここにきて力に訴えるのはむしろ利敵行為に近いといえそう。
それゆえ突入組はデモ参加者に見せかけた当局シンパの工作員では?という見方もあるが、慎重に見極めたいところ。というかそれって分かりようがあるのだろうか。
[追記]
経緯について非常に分かりやすい記事をふるまいよしこさんが訳してくださっている。
https://newspicks.com/news/4025998/
7/1の香港立法会突入の経緯について現時点で読める最も納得性の高い記事となっている。
以下からの雨傘運動リーダー周庭さんの連続ツイートも併せて読みたい。
https://twitter.com/chowtingagnes/status/1146029961225969664?s=21
重要と思うのは、周庭さんの発信にもふるまいさんの翻訳記事にも「突入は、デモ全体とは別の動きであった。しかし、突入した人々も思うところはデモ全体と同じである」というスタンスが明確に示されていること。突入があまりにも利敵行為に近いものに見えるため、元コメントで私がついしてしまったように「親中派が画策した陰謀ではないか」といった推測をしやすいのだが、そうして陰謀説で処理すべきものではないと彼らが考えていることがわかる。
何より、突入した人々を「親中派の陰謀」と憶断することは、反送中で立ち上がった香港の人たちの間に分断をもたらすことにつながる。それは結果として親中派にとっての果実となるだろう。故に見ている私たちとしても、「突入は、デモ全体とは別の動きであった。しかし、突入した人々も思うところはデモ全体と同じである」という理解を共有することが極めて重要なのだろうと思う。慎重に見極めたいというスタンスは取っていたつもりだが、陰謀ではという憶測を書いてしまった身として自戒を込めて追記致します。