【柴山和久】どんな人に年収1000万円を払いたいか?
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注目のコメント
「どういう人に1,000万円を払いたいですか」という質問を視聴者の方から受けました。「1000万円を超える仕事は決断」というのが私の答えです。
それ以上に、もっと議論したかったのは、「どうすれば年収1000万円の世界にいけるのか」についてです。なぜなら、少子高齢化が進む日本において、年収1000万円の人材が増えることは、個人にとっても社会にとってもプラスだからです。
どんな人に1000万円を出したいか、どうすれば1000万円の人材になる道があるのか。さらに踏み込んで、実践的な議論ができる日を楽しみにしています。年収1000万の線としてわかりやすい線引き。逆に言うと今1000万以上もらっている人で決断を繰り返していない人は危ないと思いますね。僕だったら「自ら仕事を創り出せる人」と言う定義にするかな
"だれかに指示された仕事をこなすのではなく、まだ情報が不確実な段階で、右か左か決めることを繰り返していく"給料において1000万円の壁は
決断する役割があるかどうか、
面白い指摘ですね。
ただ黒澤明の「生きる」を
ちょっと想いだしてしまいます。
決断すること自体が仕事になってしまった
結果、決定している対象に対して無頓着になり
結局現場を疲弊させてしまうというのが
前半で描かれる役所の在り方でした。
決断という名のハンコを押すだけの機械と
化した市民課長の姿は多かれ少なかれ組織論的に見て
官僚制の組織で観られます。
1000万円をもらえる人、すなわち決断できる人を増やすこと
自体は良いことかもしれませんが、それによって現場にどんな
影響が生まれるのかを理解できていなくても決断を迫られる人が
増えたら本末転倒だと思うので、現場指揮においても
1000万円の給与を積極的に出していくことが一つの
バランシングの解決策でないでしょうか。