「すしざんまい」危うし!? 東京進出する「スシロー」が蹴散らす同業者とは
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すしざんまいの領域に、スシローが入ってきているけど、すしざんまいのポジションは、いつもユーザーとしても迷う。
どこと比較して、すしざんまいに行くのか。どんなタイミングですしざんまいに行くのか。郊外でスシローが伸びた時にもあったのですが「中価格」ポジションが最も厳しくなります。スシローは低価格ですが原価率は高いですし、150円前後の中価格業態だと比較され客離れも多かったです。グルメ系は逆に利用動機が異なり意外と売上の食い合いが少なかったのですが、どこが中価格ポジションに入ってしまうかは注目です。
スシローの五反田店は、平日の18時に行っても1時間待ちだったりするので、企業経営を考えるのであれば東京の都心部進出は正しいと思います。
一方で、ここまで成長したカジュアル寿司市場の、需要と供給のバランスが気になります。魚の乱獲で生態系を破壊することは、一番避けなければならない事態です。
この矛盾を企業が社会的な責任としてどのように果たしていくのか、という議論が活発になる事を願います。