ウツも自殺者も切り捨てる、“自己責任至上主義”の恐怖ーOECDからの警告ー(河合薫)
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注目のコメント
かつて身近な人がウツで苦しんでいました。その人は社会や職場の自己責任論により、自分が悪い、自分が弱いからだ、という想いに苛まれ、ウツになった原因そのものに加えて2重に苦しんでいました。
自己責任論者は、ウツに加担しているのだと知りました。
だから精神病に限らず、貧困や肥満など何でも自己責任と言う方が私は嫌いです。家族や恋人がウツになっても、自己責任だと一律に切り捨てられますか。
もう一つ。
>「和」を重んじ、「親切」と評される日本で、精神障害者への偏見が…
和を重んじる文化だからこそ、精神障害者への偏見が強くあるのだと考えます。和を乱しかねない存在がいる、では排除しようという論理が働いてしまう。確かに助け合いの精神が日本人にはあると思いますが、それは和の中にいる人同士の話です。自己責任って言ってしまえば、周りの人に何も責任が生じない。気が楽なんでしょう。
それに日本人に昔からあるケガレを嫌う気質。
自分は鬱になりたくない、自分は自殺はしたくない、そんな恐怖心から、鬱や自殺に至った人達に特別な理由を付けたがる。