【切迫】観光都市が悲鳴。「オーバーツーリズム」の処方箋
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ヴェネツィア バルセロナ ドブロブニクにバカンスシーズンに滞在したが、活気があり、当然 人で混雑している。
しかし、東京で毎日大混雑に慣れているような人であれば難なく過ごせる とも思う。その感覚が良いか悪いか は置いておいて。
さて日本の観光において、街の受け入れ側の視点に立てば、京都をはじめとした世界から人を集める”人気観光都市周辺の首長や行政担当者”には、
このトレヴィーゾ市長の感覚を持てれば人が来ないことで悩む街に新たな活路を見出せるはずである。
>トレヴィーゾ市長「知名度の低い街の魅力をわかってくれる、レベルの高い観光客にアピールすること。それが私たちの戦略です」
私自身、観光都市を中心に世界100都市以上巡ってきたが、旅慣れた人であればあるほど、知名度は低くとも街の魅力を見い出し、さらに魅力を創り出し、そしてPRする能力が高い。
行政で働く方々はとても真面目にその街のために働いているが、世界の他の観光都市を巡った経験に乏しいので、是非そのような旅慣れた人々を観光戦略立案やPRの際に活用してほしい。
注目のコメント
オーバーツーリズムによる「観光災害」を緩和するため、アソビューでは京都市さんと共に、世界遺産 元離宮二条城を舞台に、こんな取り組みを始めています。
◾️取組詳細
https://www.asoview.co.jp/news/3094/
日本経済の未来は、観光産業の発展と共にあることはデービット アトキンソン氏『新・観光立国論』にて明らかにされています。その発展のプロセスにある課題を「観光客のレベル」に責任転嫁することは簡単ですが、国として、地域として、受け入れ体制の整備によって解決できることはまだまだあります。とても良い記事。弊社が飛騨古川に先行投資しているのは経営者の地元だからというだけでなく、ゴールデンルートからのGreat Escapeとして最も魅力的で長期的に結果が出ると考えているから。
自然、食、伝統文化があり、高山から電車で15分。アクティビティはサイクリングツアーだけで三種類、出張懐石やプライベート酒ティスティングもある。町家貸切宿の自社運営は8棟になった。大手含め誰も参入しようとはしない。どの事業者も高山止まり。
飛騨古川の物件は稼働率はまだまだ低いが将来日本が人気化するばするほど魅力は増すと考えている。食、酒、アートの強化と長期的街並み改善の努力。
競争が激しく価格高騰が始まっている地域よりもその周辺のescape先にフォーカスするのはありだと思う。但し長期的コミットメントと何でも自分でやるスピリットが必要。きっと優秀な人材がいが個人的に町に惚れるのが近道で唯一の道。世界のアートの祭典、ヴェネツィアビエンナーレに行ってみたくて以前1人で伺いましたが、1泊3万の部屋が漫画喫茶の個室のようで驚きました。
ただ昨年友人に誘われ紅葉のシーズンの3連休に京都のホテルをとったのですが、ビジネスホテルで3万5千円でした・・。
京都もヴェネツィアと同じくオーバーツーリズムだなと感じました。(まだ全然マシですが)
因みに湯布院。団体旅行用の別府の安ホテルからバスツアーで日中大量の外国人客が押し寄せます。比較的単価の高い湯布院の宿に泊まらずにして風情を味わうというのはある意味経済的には賢い選択ですが、そのバスツアーが増えることで肝心の風情が失われてしまうという・・。かくも観光地というのは難しいものだなと思います。