ものづくりデータ取引、100社連携 開発・生産を効率化
日本経済新聞
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コメント
注目のコメント
金子さんがかなり言いたいことをコメントしてくれている(有難う御座います!)。共有であって取引ではない。
あと、ブロックチェーンの採用が本当に必須なのか、とも思う。ハッシュによって、整合したデータを複数間で共有する仕組みとしてブロックチェーンは優れている。ただリアルタイム性や修正に弱いし、共有をどこまで厳密にする必要があるかという点ではトレードオフがある。取引系データは厳密にする必要があっても、稼働なんかは厳密にすることのメリットはそんなにないのではないかと思う。
あと、サトシ・ナカモトは信頼可能な第三者を仲介せずとも送金をするために、ブロックチェーンのなかで「誰でも見れること」を前提とした。一方でデータを共有してメリットがでる主体同士では、そもそもサプライチェーンを構築しているという観点でも一定の信頼を前提における。
前提が変わっている中で、手法としてブロックチェーンが最適なのかという議論が必要だと思っていて、個人的にはキャンセルがない取引系データはまだしも、それ以外のものはあまりメリットがないのではないかと思っている。3月のIVI様のシンポジウムに招待いただき、この取り組みの発表プレゼンを拝見させていただきました。
ブロックチェーンはあくまでセキュリティ対策で、このシステム(プラットフォームと呼んでもよい?)の根幹ではなかったように思います。
日経さんの勘違い?
異なるフォーマットのデータをスムーズに共有するためには、それぞれの値がそれぞれのフォーマット上のどの値を意味するかを繋げる必要があり、その変換システムの開発を大企業と連携して進めていたと聞いた覚えがあります。
この「変換システム」が根幹ではないでしょうか。