スタバと大量閉店「黒船チェーン」の決定的な差
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先日、メルボルンに行ったらカフェがものすごく多くて、カフェ文化が根付いていて、スタバをほとんど見かけませんでした。あとで調べると世界で成功するスターバックスも、オーストラリア市場だけは苦戦している、と。
ここで例に上がっているバーガーキングやクリスピークリームなども、日本は、 1億以上の人口を有する世界3位のGDPで(二位の中国は外資規制が厳しく)ターゲット市場となりがちなのだけど、地場の文化や日本発のチェーンも多い中で(フレッシュネスバーガーやモスバーガーなど)難易度が高い。
市場はあるが競争もあり文化も違うから参入が難しい…とは、日本が中国やろうとするときも同じ。
一言でいうと、ローカライズなんですが、これがなかなか難しいです。私は、バーガーキングが好きなので残念です。
クリスピークリームドーナツもアメリカでは気軽なおやつでよく食べているので、最初に日本に来た時の高級イメージは、違和感がありました。
日本でスタバが大成功した理由ですが、もっとシンプルなのではないでしょうか?
なんと言っても、スターバックスジャパンを立ち上げたいと言った角田雄二氏の熱意が大きな要因では?
角田雄二氏は、必要なローカライズをアメリカのスタバに丁寧に説明してやっていっていました。
スタバは、世界中で成功しているイメージを持っている人が多いようですが、世界で一番コーヒーを飲むスウェーデンでは、地元チェーン店舗が強いですし、イタリアには昨年進出したばかりだったかと。Appleもグローバルでコンセプトはぶらしていない。
グローバルでぶれないコンセプトがあることは、GAFA全てに共通している。
ブランドやプロダクトのコンセプトはぶらさずに、チャネルや流通・小売りなどの「手段」はローカライズする・・・という発想が大切なのだと考えさせられる。