CASHが“モノでモノが買える”新決済手段「モノ払い」をリリース
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注目のコメント
流行るかどうかは置いといて面白い。
モノ売ってモノや体験と交換できるとなると、交換価値の資本論を思い出しましたが、実際にはブランド中古買取のネット版版のようにも思えます。査定の仕方や料率はどうやって決めるのか気になります。オンラインストアが決済手段として取り込むというのがおもしろい。ユーザー体験としてはZOZOの買い替え割にちょっと近いかもしれません。
中古品の買取はメルカリ以前も様々なサービスがあったけれど、何だかんだで手間がかかるし適正価格を知ろうとすればさらに手間がかかるしで、腰が重くなりがちではないでしょうか。
でもネットで申し込みが完結して購入時の支払いに使えるとなると、何となくハードルが下がる感じがします。メルカリの方が高く売れるかもしれないけど、もう面倒だからこっちでいいかなぁ、という感じ。実際にZOZOの買い替え割を使っていてもそんな感覚になります。(もちろん買い替え割の方が手続きは簡単でしょうけど)
キャッチーさも含めておもしろいアプローチだと思いました。佐藤さんの『お金2.0』にもあったように貨幣のあり方も変わっていくし、最近ではモノの株式化を目指す「モノカブ」みたいなサービス(StockXの日本版)が出てきて一物一価が壊れてくる中で、貨幣を通さない今後取引も可能になっていくのか。
要するに物々交換のアプリ化ということになりますね。Airbnbは民泊、Uberはヒッチハイクと、リアル世界にある行動はまだまだサービス・アプリとして面白い形でプロデュースできる余地があるということで、また新たな社会実験に要注目したいと思います