AIが芸術を評価する時代がやってくる/徳井直生さん[前編]
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最近小学校~大学の同期、先輩・後輩がよくNPに取り上げられて自分も頑張らなくてはと思います。徳井くんのことは下記の記事でご紹介していました。
NHKがAI野球解説「ZUNOさん」を作った理由
https://newspicks.com/news/2620831
AIとクリエイティブの連携をするQosmo、中高生教育のライフイズテック株式会社、NHKエンタープライズと中高生向けジュニアスクール『ディープラーニングの学校』開講
https://newspicks.com/news/2752182
そのDJたちは「コード」で踊らせる──人間と機械が“共創”するアルゴレイヴの世界
https://newspicks.com/news/3906582音楽を含めた芸術をAIが評価する時代が、歴史に接続されて未来からどのように評価されるのかの方に興味が有ります。
世の中にない音楽が、現在生き残っている音楽理論とそこからの意識的な差異という見取り図からAIを使って生み出すことになるのだとしたら、アカシック・レコードに格納されていない歴史から消え去った民族音楽などへの先祖帰りも起こり得る。
つまりAIを使って音楽を生み出すことと、AIが音楽を評価することは違っていて、音楽であろうが芸術であろうがそこに意味を見い出すのは人間でしかなく、AIが評価したとする意味を人間が再度評価することでしかないような気がします。
他者論としてバッハやらモーツァルトやらを現代に蘇らせて最新作を作らせるといった意義付けなら面白いと思いますが、AIが評価しましたというのは出会ったことも無いメディアのランキングと一緒で、独我論的な主観を壊して新しい世界を開くような経験には結びつかないのではないでしょうか。“昔のアーティストがアナログな手段で偶然性を引き起こしたのに対し、オウテカはそれをプログラミングで制御した。僕がAIとの協働でやろうとしていることは、よりコントロール可能な偶然性である点が、以前との違いだと思います。”