スマートフォンで中耳炎を「聴き分ける」判定アプリ、米大学が開発
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発想が天才的ですね。
技術としては従来からあるものの応用ですが、検査できる環境を病院の外に広げるという点で素晴らしいですね。
誰でもアクセスできて、しかも精度が高いというデバイスの普及が進むと、単純に早期発見、スクリーニングになるに加えて、ヘルスリテラシーの向上にも貢献できそうです。
子供に関しては、耳が聞こえているかどうか判別がつかない事もあるため、小さいうちに一度やってみるという人も増えるかもしれません。そうなる場合、無駄な心配が起こらないように精度を高める必要があります。
アップルウォッチや今回の機器のような、医療従事者でない人が自宅でスクリーニング検査として用いられるデバイスを使用する事が医療に有用なのかどうか、我々も研究に取り組む必要がありますね。、身近に医療機関に相談するときの手がかりになるようなものがあるというのは、小さなお子さんを持つ親御さんには安心ですね。スマートフォンが医療相談の役割を担ってくれるのは、医師としても助かります。
ただし、耳の中の液体の有無を区別するだけのデバイスのようですから、ともに液体のたまる、抗菌薬治療が必要な急性中耳炎と、抗菌薬治療が無効で治療法の異なる滲出性中耳炎との区別はできないと思います。ゆえに、診断まではできず、医師の診察を必要とすると思います。
忙しい医師に、安易にアプリの結果だけを見て抗菌薬を処方するような診療が増えないことを祈るばかりです。滲出性中耳炎は痛みが無いので特に小さい子の場合は泣くなどの反応が無く、周りが気付きにくいんですよね。おやと思ったら家庭で簡単にチェックできるのはいいですね。(治療を要するなら結局は病院に行かないといけないですが)
わたくし花粉症のひどい時期に片耳が滲出性中耳炎になったことがありますが、まず片耳の音程が狂って(半音下がる感じ、あらゆる歌、コンビニの入店音までオンチに聞こえる)、ほどなくしてほとんど聞こえなくなりました。鼓膜に少し穴が空いていたようです。(今は治ってます)
痛くないからといって、ほっとくと恐ろしいことになるのです。
ところでこういう測定器は測定結果にバラツキがありませんかね。素人が測定してもある程度正しい結果になるなら良いのですが。
僕の通っていた耳鼻科は、これに似たティンパノメトリーなるもので応答を見てましたが、大概n=2か3で測定してました。結局全部悪いんですけど。先生のコメントは「うわ何これ酷いね、聞こえないでしょ」でした。その言葉がそもそもよく聞こえなかったので聞き返しましたが。