【討論】1PVの価値を疑え。データでユーザーは理解できない
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先日のヤフーさんのマーケティングサミットで担当させて頂いた、メディアのセッションの詳細記事が、NewsPicksに掲載されてます。
ヤフーのイベントの記事が、スポンサードでNewsPikcsに掲載されているというのもビックリしますよね。
個人的には、私のヘッダー画像の写真が、謎の巨大なろくろを回しているのが気になって仕方ないですが(苦笑)
記事の中身は参考になる方多いと思いますので、是非どうぞ。
個人的にもこの数年のモヤモヤがひとしきり整理できた重要なセッションでした。先頭集団の背中がどんどん遠くなるような感覚に苛まれます。私たち新聞業界は、長く「部数」というデータしか持たず、「部数」以外のデータを信用もしてきませんでした。読者から届く手紙の数が参考の指標になった程度でした。平成に入ってからもしばらくは、テレビは視聴率に、雑誌は短期的な売上に左右されるから、いい報道ができないと確信していたほどです。そこにPV、UUというデータがもたらされ.DMPなどのツールが次々と導入されて、読者が初めて可視化されました。今は見え始めた読者の姿にただただ驚いている段階で、どう付き合うのかまだ最適解どころか、マナーやルールすら見つけられずにいます。
ところが、このセッションは、私たちが驚きの目で見ているデータを疑うという、さらにその先の議論が続けられています。刺激になりました。Yahoo! JAPAN MARKETING SUMMIT 2019「そのマーケティングを疑え」というテーマで開催されたイベントをレポートにまとめました。PV至上主義によって生まれた数々の弊害、1PVの重みの違い、MAUは売上と比例しないなど、面白いディスカッションです。
個人的には、青木さんの「映画館で映画を配給するのは、ポップアップショップをやるのと同じ。だから映画を作る」という話が目から鱗でした。