北海道 佐呂間町で最高気温が39度超 各地で熱中症に厳重警戒を
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注目のコメント
暑いですが天気も良いので、暑い中でも運動をされる方に。熱中症を予防するための方法を共有させてください。
1. 水分摂取は最低運動を始める4時間ほど前から始めます。まず500mlのペットボトルの半分ほどを飲みます。
2. それから2時間おきに同量を摂取します。運動開始前にペットボトル1本は飲んでいる計算でしょうか。
3. Precoolingも有効とされます。運動開始前から首もとなどを氷枕や冷やしタオルで冷やします。
4. 運動を開始したら、こまめな水分摂取とクーリング、休憩を心がけましょう。
5. 衣服が汗でびっしょりになったらすぐに着替えましょう。熱放散が妨げられます。
6. 運動中に、めまい、いつもに増した過度の疲労を感じたら、早めにブレーキをかけましょう。
7. 運動後、いつもよりひどく長い筋肉痛を感じたり、尿に褐色や赤みを見たら、医療機関を受診してください。熱中症や横紋筋融解症の可能性があります。
別記事と同じコメントなので、重複された方はごめんなさい。理由の一つは
上空1500mで21℃、地上では軽く30℃をこえる暖気が入ってきたこと
もう一つはフェーン現象
5月に北海道で39℃。
5月に北海道で全国最高気温を更新した
という事実。
北ほど寒いときと暑いときの振れ幅が大きくなる傾向にありますが(一方で沖縄は一年通して暑く、気温は大きな変動がない)地球温暖化が進めば、この振れ幅が更に大きくなっていくでしょう。
地球温暖化防止のために一人一人ができることを、加速していくしかありません。
※原理は、詳しくこちらに書きました
北海道で記録的高温 その理由は|千種ゆり子(気象予報士) @yurikochikusa|note(ノート)https://note.mu/yurikochikusa/n/nae8711ca2125今日は日本全国の最高気温を比較しても、トップ10は皆北海道で38℃以上、また観測史上1位の値を更新しているという記録づくめの日となりました。
記録の第1位は佐呂間町の39.5℃ですが、帯広でも38.8℃で第2位で、これは1892年の観測開始以来、1924年7月12日の37.8℃の記録をおよそ100年ぶりに破ってのランクインです。非常に珍しい記録です。
大きな理由としては、まずは北日本に真夏でもあまりないような高温の空気がやってきていたことが一つ(上空1500m付近の気温は、北海道では20℃以上であったのに対し本州や沖縄では15℃前後で、北海道のほうが高くなる逆転状態でした)、そして北海道に対して南西の風が吹いていたのがフェーン現象となり、ただでさえ高温となっている空気が山を吹き降りて、さらに気温が高くなったのが原因です。
北極を中心に見たときのジェット気流の蛇行が大きい状態が最近続いているため、20~21日には全国的に前線が通過して大雨となりましたし、今回の高温もそれが遠い原因になっています。
熱波が影響しているのは北海道だけではなく、数日前の中国やアメリカの東海岸でも季節外れの暑さとなっていました。
気になる温暖化との関連ですが、気圧配置の直接の理由はあくまでジェット気流の蛇行ですから、これが温暖化と関係していると証明できないと学問的には温暖化のせいにはできません。が、温暖化による、100年でおよそ1℃の気温上昇、というのは図らずも今日の帯広の記録に出ているように思います。これは今後学会でも研究対象となるでしょう。
今回の極端な高温は明後日以降は落ち着いてきますが、北極付近の寒気が平年の比べ弱い状態は続きそうで、日本付近では平年に比べて高い気温で推移しそうです。これからも熱中症など暑さ対策をよろしくお願いいたします。