【瀧本哲史】「努力が報われること」は絶対にやってはいけない
コメント
注目のコメント
私が天才だと思う数人のうちの一人の中でも、同世代だったら絶対一番すごいんじゃないか?と思っている瀧本君。大学時代からキレキレでしたが、人情にも厚く、人間的にもとても素敵です。実は日本の音楽の世界への普及活動を始めるときに、活動を支えてくれたのは瀧本君でした。(お母様が音大を出てでいらっしゃるんですよね〜)
先日対談したのも、すごく楽しかった。話すたびにワクワクするんですよね〜。
ちなみに、彼のおかげで始められた音楽に関する活動は少しずつ大きくなり、今年もまさに今、浦安市の後援をいただいて世界から歌い手とピアニストが集まってワークショップを展開中です。お互いにいくつかの人生の転機に互いが登場する、どこか心から信頼できる尊敬する人って何人かいると思うけれど、私にとって彼はまさにそういう人です。ちなみに信頼できるのは人間性によるところが大きい。
彼の言葉に何度も目を開かされて来たものの一人として、そして如何に彼が人間的に暖かく大きな人かを知るものの一人として、是非今彼が何を考えているのか読んでいただけるといいなぁと思い、ピックします。「『努力が報われること』はコモデティ化するので絶対にやってはいけません。これは「資本がすべて」のゲームになってしまいます。逆に言うと、「努力が報われるかどうかがわからないこと」をやらなければいけないのです」
瀧本さんの本は、どれも面白いのですが、『ミライの授業』が特に好きです。
実際に、瀧本さんが全国の中学校を訪れて講義をしたエッセンス。
https://courrier.jp/columns/65910/お、瀧本さんの記事。相変わらず辛辣。笑
今から15年ほど前、都庁近くのロイヤルホストで当時就職活動中だった僕のESを「5点ですね。100点満点中で。」と言いながらも1対1で徹夜で直してくれたのが、マッキンゼーを辞めて個人投資家を始めた頃の瀧本さんでした。あれは相当大きかったので、僕も相談に来てくれた学生のESは本気で直すようになりました。
当時から瀧本さんの主張は一貫していたように思いますが、(自分が言ったことを含め)前提を疑い、思考を止めない姿勢もまたずっと変わらないなと。
ただ、敢えて言うと「努力が報われること」をやってはいけない、というのは注意が必要で、瀧本さんも学歴をフィルター(というか優秀な学生を探すための生簀)として使っていることはこのインタビューの端々からよく分かります。
記事には触れられていませんが、読み書き算盤的なことが不要ということではなく、それは前提として、ということかと。