カルビー、RIZAPの松本晃氏、省エネ素材で起業
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元カルビー、ライザップの松本晃さん、エネルギーを使わずに住宅、自動車、衣料など様々なものの温度を下げることの出来る素材「ラディ クール」の販売の会社を起業。つい先日、松本さんからそのお話をお伺いしました。素晴らしい可能性のある事業だと思います。今後の大発展をお祈りします。
なんと。素材ですか。これはアツい!!
ラディクールのHPはこちら。
http://radi-cool.com/
元になっている論文はこれかな。
https://science.sciencemag.org/content/355/6329/1062
パット見じゃあ原理わかんないからあとでじっくり読もう。
(追記)うーん、肝心なところはよく分からないけどこんな感じか。
ラディクールというくらいだから、「輻射」(熱を電磁波の形で放射すること)によって貼ったものを冷やすシート。
このシートが満たすべき要件は大きく3つ。
①シート自体が熱を吸収しないこと
②輻射する電磁波の波長が、周りのものに吸収されないくらい遠赤外側にあること
③①に近いが、シートの下のものが、熱を吸わないように、熱線を反射させること。
Radi coolは、
① polymethylpentene (TPX)という透明なポリマーでシートをつくる
②マイクロメートルサイズのガラスのビーズを埋め込む。
このビーズが「phonon-enhanced Fröhlich resonances」によって輻射を促進している。(ここが全然分からん)
③銀のシートを、底面に貼って反射させる
ということで輻射シートが成り立っている。
ポリマーの中にガラスのビーズを埋め込む簡単(?)構造なので、量産向きの方法で作ることができる。というか、すでにできている。
ガラスじゃないといけないのか、マイクロメートルサイズなのがいいのか、phonon-enhanced Fröhlich resonancesってなんなのか、よく分からんが、これに目をつけてジョインしてしまう松本さんはすごい。松本さん、70歳過ぎてそのバイタリティ!何処から来るのかなあ? でも、企業したいという気持ちはよくわかります。起業家精神と年齢は関係ないんでしょうね。今度食事しながらゆっくり話聞かせてください。