菅官房長官、衆院解散の可能性言及=不信任案提出「大義に」
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野党の牽制というより、解散風でしょう。いち早く自民党議員に選挙の臨戦態勢に入らせるということ。消費税延期でダブル選挙大勝となると、消えかけていた憲法改正の実現性が出てきますね。2022年の参院選まで行けば安倍政権は10年にも及ぶことになりますから、次の再選を考えるよりは、退陣と引き換えにオリンピック後の憲法改正実現というシナリオを考えるのでは。直後の自民党大敗を想定すれば、野党も憲法改正に乗りやすいかも。
注目のコメント
記者会見をみていないので、この記事の限りですが、内閣不信任案提出を牽制するために解散をにじませる手法じたいは、国会審議促進のための常套手段の一つとして昔からあります。ただ、官房長官が口にすると重みがぐっと増してきますね。党幹部からも解散絡みの発言が相次いでおり、解散風はさらに強まりそうです。「解散をむやみに口にすると伝家の宝刀がさびる」とも言われますが、さてどうなるか。
首相の専権事項である解散について、内閣の番頭役の官房長官が言及したことは、極めて異例です。その思惑はともかく、みんな解散に走り出すと思われます。解散したら、G20はー。議員資格を失った人たち(もちろん閣僚の資格はありますが)が仕切っていいのでしょうか。でも「理屈は後から貨車でついてくる」世界ですから、なんでもありでしょう。世界中の要人が集まり、日本の要人たちが全国を遊説に飛び回る。警備当局の悲鳴が聞こえてきそうです。
記事を読むと、菅官房長官は記者からの「不信任案提出は時の政権が衆院解散を行う大義になるか」との質問に対し、「それは当然なるんじゃないでしょうか」と語ったとのことなので、タイトルは煽り過ぎな感もある。ただここ数日、一気に解散ダブル選ムードが高まっている中でのこのやり取りは、激しく憶測を産みますます解散風を吹かせることに。個人的にはそれでもダブル選の可能性は低いと見ているのですが、果たして。