ニトリが不況を経るにつれ成長した理由、似鳥昭雄会長に聞く
NEWSポストセブン
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不況を投資期、好況を足固め期としているのは、こう話されると当たり前のように聞こえるけれども、その景気の動きをアメリカの動向から探って、適切なタイミングで戦略を乗せていくというのは凄すぎる。この規模で32期連続増収増益てw
ネットとリアルの融合。それぞれの巨人が侵食しあう中でどう生き残るか。景気の先を読む力を養うためのヒント
"似鳥:米国経済を定点観測することです。世界経済を牽引しているのは米国だし、時代の最先端をいくので変化のスピードも速い。ですから、40代の頃から毎年5月と10月の年2回、必ず米国の市場動向を視察に行きます。"
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"米国の現状を見れば、日本の10年から15年くらい先がおおよそ見えてきます。米国で起こっていることは一旦丸飲みし、真似てみて活かせるものは活かし、そうでないものは捨てていく。"不況のときにおもいっきりいける胆力も素晴らしい。勉強になります。
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先を読む秘訣は、次に景気が悪くなるのはいつかを常に調査し続けることに尽きます。景気が悪くなったほうが、当社にとってはチャンスが多い。投資がしやすくなり、優秀な人財も採用できるからです。逆に景気が良い時は好材料が生まれない。
もちろん、好況であれば多少、業績数字は上がりますが、そういう時は同業他社もみんな上がる。不況下では、さすがにウチも前年比伸び率は鈍化しますが、競争相手は大きく水面下に沈み、場合によっては倒産してしまうこともある。要するに、不況を経るたびに当社は市場占有率がアップしていったのです。