地方で起業支援を続ける男の提言「地域の枠にとらわれるな」
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特定の地域のためだけでなく、それが他の地域に波及されるようにしていくことは日本全国の創生に向けて本当に重要。
「ある地域で(新規事業創出などの)成果を上げた人材がほかの場所でも挑戦しやすい環境があれば、社会全体にとってよい。定住人口にこだわらず、人の流動性が高い方が地域で新しい価値が生まれる。今の地方創生は地域の枠にとらわれすぎだ。」
これは心底共感できる。
今実際に私も福井県鯖江市という特定の地域に入り込んで事業展開をしており、鯖江は幸いにも地域活性ということに非常に意欲的な方々が多いが、
「鯖江(だけ)のために」
という意識が強い人が多い。
もちろん、このような意識で突き抜けていってくれる人の存在は地域にとって重要ですが、
一方で「その地域を起点にしながら他の地域・全国まで視野を広げてつなげていく人」もいないと、特定地域でのイノベーションがそこだけで終わってしまいます。
私自身はそちら側、つまり橋渡し側の役割を果たしていけるように地方創生を努めていきます。地方でのチャレンジはやり易さがある一方で、どこまでスケールするかが問われる。
スケールする事で雇用が生まれ、若者の移住や高齢者の活躍につながり、経済が循環する。
雇用するにも責任は付随する。
ただし、地域内だけだと限界があるので、やはり、「地域の枠にとらわれるな」という視点は非常に重要だ。