【森岡毅】なぜ日本人は弱くなったのか
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自分は日本人の中ではガツガツしている方だが、それでも外国人には面食らう時もある、には同意。日本人は会議を仕切りもせず、後から頭の良さそうな発言をするのが優秀、みたいな勘違いが多い。それでも、サラリーマンの大部分は逃げ切れるから、世代間闘争が本質な気がするが。
注目のコメント
令和の時代は間違いなく、「個」の時代になります。孤立した個ではなく、縦横無尽につながっていく「個」。自分という素材を活かすためにも、森岡さんが指摘するように、セルフ・アウェアネスが不可欠です。自己に目覚めるには、一度は外に出ること、孤独になることが大切だと思います。
中国に来ると、伝統的な日本の大企業に所属していることが、如何に恵まれていたのか実感しました。年々上がっていく給料、飽きがこないようなジョブローテーション。取引先も、長い付き合いや三方よし、お互い様の精神を共有しているから、激しすぎる要求をしてこない。
森岡さんのいうSelf-Awarnessがなくても、なんとなく全部が手に入る環境は、否定されるものではなく、先人たちが築いてくれたある種の桃源郷です。
これからの時代、その桃源郷は続かなくなるから、自分で対策せよ、ということですね。「何がしたいか分からない」という人が多いと、以前から感じていました。
「何がしたいか明確な私のことが羨ましい」と友達に言われたことがあります。
一方、私は、頭がよくて簡単に何でも習得できるその友達のことをとても羨ましく感じていました。
友達はやりたいことがないから、その能力を発揮する場を見つけられず、持て余している感じでした。
私からすると、日本にはそういうもったいない人が多いような気がします。
能力が高く、なんでもすぐにこなせてしまうのに、やりたいことがないから自分の能力を持て余している。
日本社会にとって非常に大きな損失ではないかと思います。