「会社辞めたい」という若手に「我慢したほうがいい」と「すぐ辞めるべき」のどちらが正しいか?
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〝迷わない〟人なんていないわけで、私も過去、何百回と「辞めるか」「続けるか」の相談を受けてきました。
もちろん「場合による」のは前提ですが、「辞めた方がいい」とか「辞めずにもうちょっと頑張った方がいい」などと、自分の考えを押し付けたことは一度もありません。
結局決めるのは自分自身しかいないですし、乱暴な言い方ですが、私がアドバイスしたところでその人の人生の責任をとれるわけでもないからです。
アドバイスできるとしたら、まさに「決定を先送りして愚痴ばかり」言っている状態は何も生み出さないよ、ということくらいでしょうか。
(と言いながら、私自身も決定を先送りしてモヤモヤしていることがないわけではありません。笑)この話題について大事なことが1つあります。
それは相談する相手を決して間違えてはならないこと。なぜならば、転職したことのない人に相談して、「今のところでまずは頑張ったほうがいい、転職はリスクだ」と返事があったとしても、それはその人はそれしかやったことないんだから当たり前のこと。
起業したことのない人に起業の相談して、リスクがあるからやめとけ、と言われるのと一緒。
転職する道が気になるなら実際にすぐ辞めた人に聞けばいい。僕は目的があるかどうかでアドバイスを変える。
目的があれば応援するし、目的がない場合は止める。
目的がない場合って、一言で言うと不満なんですよ。
・給料が低い
・上司がイケてない
・人間関係が悪い
・仕事がつまらない
とかとか。不満って、自分の成長のレッスンが隠れているから、成長のための大事なサインだと思っています。
なぜその人と合わないのか?なぜイケてないと思っている上司は上司でいれて自分は昇格しないのか?給料が低い、上げられないのはなぜか?
不満の裏には必ず自分が変わっていって成長する余地が残されている。この不満を解消せずに会社を出たとしても、次の会社でも同様の課題にぶち当たるのは目に見えているんです。