「マスとデジタルの区別は、もう意味がない」スマニュー西口×広告クリエイティブディレクター小霜対談
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注目のコメント
広告業界の変化を感じる記事です。今年、インターネット広告費がテレビ広告費を抜くと言われている中、まだ、こういう事実があるということも理解しなければなりません。
ただ、デジタルマーケティングに10年ほど関わってきた身として、CPAはとても使い易い指標であり、確認すべきKPIの1つですが、それだけで良しとするのも危険だと思います。
おそらくこのお2方は、マスの世界をよくご存知の方々と思いますので、その辺りは前提として語られていると思います。
ただ、デジタルから入った人間としては、CPA偏重になりがちなので、逆にマスがやってきたKPIをもっと理解した上で読まなければならないかな、と思いました。
では、CPAだけでなく何を見れば良いのか、となると非常に難しいです。LTVなどにより計測をしていくといったことも可能ですが、やはり様々な変数が入るので、難しいです。関わる全てのマーケターがそのLTVの数式を体得できなければ、いけません。
それよりも簡単な方法としては、記事でもありますが、「ターゲット顧客層を分けて」、それぞれに適切に予算を割り当て(この意味でCPAで比重を置いても良いのですが)、改善効果を常に測定し、AよりもBが同じ状況下に置いて態度変容を起こせている、ということを捉え、改善を続けていくことが重要と思います。
つまり、この実現のための手法の1つが、クリエイティブテストかと考えます。◯◯マーケティングという言葉はただ商売のために作り出されているのであって、本来存在するのはビジネスの成功とそのための「マーケティング」のみです。
デジタルマーケティングもマスマーケティングも用語に過ぎない。何が成功でそのための戦略と兵法は何か。みんな踊らされすぎ。