アディダスのリサイクル可能なランニングシューズは、「消費のあり方」を変える可能性を秘めている
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SDGsの発想がマーケティングの世界で求められてきていると最近強く感じています。
環境に配慮する、リサイクル・リユースに代表されるようなソーシャルグッドの訴求だけ足りなくなってきている。
アディダスの取り組みは、サブスクリプション型のビジネスモデルまで構想されていることが興味深い。
▼SDGsマーケティングのポイント
・製造→流通→販売→利用→再理由のバリューチェーンを最適化する発想
・社会価値とブランド価値を両立する発想
つまり、社会価値を大前提としてビジネスモデルを考える視点が重要になってきている。
SDGsの文脈で日本における面白い取り組みとしては、LIFULL社の「木から生まれたケーキ」取り組みがあります。
[地球料理 Earth Cuisine -Eatree Plates-]
(https://table.lifull.com/eatreecake/)
実際に食べる機会がありましたが、本当に木を食べている感覚でした・・!
また、中小企業の取り組みとしては、大川印刷のGREEN PRINTING(環境印刷)が有名です。
[大川印刷 | » GREEN PRINTING]
(https://www.ohkawa-inc.co.jp/)
SDGsを経営戦略に組み込み、競争優位性に繋げている素晴らしい事例
▼大川印刷のSDGs戦略を4つのポイントで整理
①理念浸透
社員へ理念+SDGsの意味を浸透
②サービス開発
環境印刷をサービスに組み込む
③社会的信用を獲得
国際NGOからの推薦
自治体やNPOとの連携
④需要創造
外資系企業の開拓
自治体の開拓
SDGsはグローバル市場で求められてきている概念なので、早いタイミングでマーケティング戦略に組み込む実践を増やしていきたい。アップルのリサイクルプログラムもそうだけど、リサイクルがある種のエンゲージメントになる時代なのかもね
公式動画
Made to be remade
https://youtu.be/Ru5RoOPQTlI環境問題など関連のある社会問題にきちんと向き合う姿勢を示すことが企業の価値を上げる時代になっている。
企業体という冷たい経済活動のみの存在からパーソナリティーを持つ温かみのある存在になると消費者に受け取られる。
BtoCの企業はこの辺りが上手くないと思わぬところで失点してしまうことが出てくるだろう。
ガートナーでも同じような分析をしていて、企業のソーシャルメディアアカウントは人間味を出すほうが効果的で、ただの無料の広告媒体と思わないことが重要と指摘していた。