コンビニ 崩れた「出店=成長」モデル
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やっとコンビニ本部の営業利益率の継続的な低下と、加盟店サポート費用の増加による店舗あたりの本部収益が減っていることを指摘する記事が出てきました。
加盟店あたりの本部収益が減ったら、本部収益を増やすには加盟店の数自体を増やすか、加盟店あたりの売上を増やすしかありません。
そして、ローソンは加盟店あたりの売上を上げる方向にシフトしたわけです。本部収益としては茨の道。じゃあ、既存店売上が上がる投資は何があるのか?
セブンは、冷食強化のF1と、F2タイプの店舗への改装が売り上げ改善策。セルフレジ全店導入が加盟店支援策として出しています。
ローソン、ファミマは売上改善策がまだクリアに発表はされていないように思います。
以下記事引用
大量出店の裏側で、1店舗が生み出す利益は低下している。ローソン、セブン&アイ、ユニー・ファミリーマートホールディングスのコンビニ1店舗当たり営業利益を試算すると、18年度は700万円弱。10年前と比べて約3割減っている。
コンビニ市場が飽和し、コンビニ1店舗当たりの売上高の伸びは10年前に比べて1割に届かない。一方、最低賃金は10年前に比べて2割強上昇した。本部は経営が苦しい加盟店への支援費用がかさむ。メモ「ローソン、セブン&アイ、ユニー・ファミリーマートホールディングスのコンビニ1店舗当たり営業利益を試算すると、18年度は700万円弱。10年前と比べて約3割減っている。」
市場拡大時には多少インセンティブ設計が雑でもステークホルダーすべてがプラスになる、、
が、市場成熟時だと、分けあえるパイが減るだけに、本当に両者にとってメリットのあるインセンティブ設計にしないと、どちらかが持たないんだろーなー!
難しい時代!
あるいは拡大する市場に挑戦するフェーズの兆しなのかも。