• 特集
  • 番組
  • トピックス
  • 学び
プレミアムを無料で体験

スーダンでクーデター、軍がバシル大統領を解任・拘束

42
Picks
このまま本文を読む
本文を読む

コメント


注目のコメント

  • badge
    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    スーダンのバシール大統領は30年の長きに渡ってスーダンの最高権力者でした。その間、スーダンは経済的には成長したとはいえず、従来からあったこととはいえ内戦が絶えることもありませんでした。
     石油などの資源は少なくはない国でした。しかし、南部のキリスト教徒などとの内戦は、南スーダンの分離独立という結果になりました。多くの油田も南スーダンの保有するところとなりました。
     ダルフール地方の紛争は、数十万人の虐殺に責任があるとされ、国際刑事裁判所で起訴されています。もともと、多民族・多宗教の国ですが、それを無理やりまとめ上げようとしてかえって失敗したところがあります。各宗教、各民族に独自の権限を与えればいいというものではありませんが、巧みな政治がなければ平穏な発展はできない国なのに、それが欠けていました。
     そのバシール大統領が30年間も権力を保ちえたのは、軍人出身で軍の支持があったこと、当初はムスリム同胞団系の勢力と同盟を組んでいたことが背景にあります。ウサーマ・ビン・ラーディンを一時期庇護していたことが知られていますが、ムスリム同胞団以外のイスラーム運動勢力にも融和的で、米国にテロ支援国家と指定されて制裁を受ける原因にもなりました。
     バシール大統領は主な支持基盤であった軍に引導を渡され、失脚しました。国防大臣を議長とする評議会が2年間移行政府を運営し、2年後に総選挙を行うとしていました。バシール政権下の問題、経済問題や紛争が解決する保証はありません。新たな軍政が現れたことに反発する勢力もあります。


  • badge
    アフリカビジネスパートナーズ

    スーダン、アルジェリア、リビア。北アフリカの国々が正念場です。


  • 東京大学 先端科学技術研究センター教授(グローバルセキュリティ・宗教分野)

    アルジェリアに続きスーダンでも、大規模デモで大統領が辞任。


アプリをダウンロード

NewsPicks について

SNSアカウント


関連サービス


法人・団体向けサービス


その他


© Uzabase, Inc

マイニュースに代わり
フォローを今後利用しますか