"ロジカル思考バカ"がまるで使えない理由
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MBAの講義でマッキンゼーやアクセンチュアの元パートナーの方達が『ロジックで人が動いたり、事業が上手くいくなら全員成功する』と仰っていました。本記事と通じるところがあると思いました。
事業会社の経営者は、まさに感情に揺さぶられないロジカル思考を、コンサルに対して求めるんだと思うんですね。
大規模な事業会社の組織って、政治とか軋轢とかしがらみとか、感情に意思決定が左右されることが多いので。
まあだからコンサルはこの方に揶揄されても、企業クライアントに対しては価値がある方々ではあると思うんですよね。
一方この方は突出してますよね。
ここまでロジックもパッションも両立しているレアキャラはなかなかいない。純粋にすごいと思います。これは無茶苦茶簡単な話で、「ロジカルシンキング」と呼ばれているものが、コンピュータみたいな論理演算とは全く別物だというだけ。
「こういうデータを無作為に集めたらこういう結論が出せた」というのは、あくまで「こうである確率が高い」というだけだし、そこに作為的な情報収集を入れたら全てが崩れるのは当たり前。
ただ、データや結論だけから、作為的に集められた情報かそうでないかを見極めるのはかなり難しいので、「情報の発信者が結論ありきで考える人であるか否か」を蓄積していって、どれだけ信用するかをその都度考えるしかないよね、と思ってます。