30代、1割が性交渉未経験=男性は低収入と関連-東大
コメント
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相関係数が高ければ因果関係があるわけではないと言う統計の授業にピッタリなケース。
皆さんご指摘の通り相互に因果関係があるわけではなく、別のドライバーに影響を受けている2つの変数という見方が正しいのだと思います。
注目のコメント
【記事内に出てくる研究者の上田ピーターさんに、今日お会いしてきました!】
https://newspicks.com/news/3810629/
↑こちらのURLにて、取材内容PICKしています。
以下、私の見解から、まず述べさせていただきます。
収入の面だけではないような気もします。
既婚者であってもセックスレスが進んでいるという統計もあります。
きっと昔に比べて、娯楽の種類が増えたり、幅が広がったのが一番の原因なのかと私は考えます。
熱中できる楽しいものが増えたからこそ、そちらでストレス発散や解放感を得られて満足しているのではないかな・・・と。
一方で、この記事の主軸ともなっている「収入の面」。
考えられるとすれば、「収入=男性としての自信や威厳」?
収入が低いと多少の後ろめたさや強い自信を持てなかったり…引っ込み思案になってしまう心理も考えられるのかもしれません。
…とはいえ、収入が低くても自分を持って、夢がある仕事をしている人もいらっしゃるわけで。
一括りに「収入」だとは言えないと私は思います。
男性だけでなく、女性の場合だとどのような分析結果が出るのか、知りたいです。このような疫学調査から、causal relationship、因果関係を導くことはできません。研究結果から、低収入が性交渉未経験の原因と言えるわけではなく、ただ関連性があるというだけです。この結果から介入の余地などについて考察すると、議論は間違った方向に進んでしまいますので、注意が必要です。
コメント欄でいろんな見解が展開されていて実に興味深いです。
1番腹落ちしたのは Nakano Tetsuto さんの説。
性交渉にいたるアプローチ下手
=コミュニケーション能力が低い
(=チームで行う仕事能力も低い ※太田追加)
=収入が低い
つまり、因果関係のとらえ方が誤っていて…
■低収入→性交渉の欠如
ではなく
■低コミュニケーション力→低収入&性交渉の欠如
ではなぜ「コミュニケーション能力が近年低下しているのか?」ですが、SNSでの匿名コミュニケーションの隆盛とか?
「匿名での内弁慶」に慣れると「オフラインでのコミュニケーション力」は育めなさそう。
現実社会でのコミュニケーションは覆面をつけて正体を隠して行うわけにはいかないのですから。
そうして、異性へのアプローチができず1割が未経験へ…というわけです。