「1日10時間勉強してもダメな子」の本質的理由
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たくさんの生徒を見てきましたが、伸びる生徒は、「これが自分に合っている」と確信したことついては、他人に左右されません。
自分のやり方を貫き通しています。
人がこうしているから・・・お友達がこの問題集をつかっているから・・・という理由で自分がしていることを疑ってやめたりはしません。
そして、ある一つのことを学ぶ時、最初に一番時間をかけてしっかり理解することを実践しています。
きちんと理解しないまま進めていくと、「自分が書いた計算式と問題集の解説の計算式が違う・・・」などと前に進めなくなります。
理解していると書いている式が一見違うように見えても、同じことを意味していると気づくことができるのです。
同じ10時間の勉強でも、最初の理解に時間をかけるか、理解しないまま問題だけを解きまくるか、、、が大きな分かれ道だと思います。
注目のコメント
「子曰く、学びて思わざれば則ちくらし、思いて学ばざれば則ちあやうし」。
論語の格言だが、勉強は理解と記憶からなる。記憶ばかりで理解しなければマスターしてない。理解しても記憶しないと定着しない。
古代から連綿と続く知識だから間違いないだろう。
「書いて覚える」を実践しても覚えない。少なくとも自分はそうだ。記憶したいことを一息で言えるほどにブツ切りにして暗唱。頭文字だけ見て思い出すことを繰り返す。記憶にはこれが一番。書いて覚えたつもり、経験ありますね。
確かに、書けば覚えられると短絡的に考え、漠然と書いていました。答えられるかチェックしながら覚えることは重要ですね。
書いていると勉強している気になる。この思い込みの延長が、単純作業をこなしたり、会議をしたりして仕事をした気になる。そんな大人の悪習につながっているのかもしれません。