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「一貫性がないという批判を恐れるな」福岡ハカセが語る自分の適性の見つけ方

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  • DANRO 編集長

    分子生物学者、ベストセラー作家として著名な福岡伸一さんのインタビュー記事。学生向けに語られているが、社会人が読んでも面白い。失敗を恐れない。変化を恐れない。どれも今の時代に求められる姿勢だと思う。

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    ――これまで、研究という分野でキャリアを築いて来られました。

    研究は、落胆の連続だ。だが、うまくいかないからといってあきらめてしまっては、事実は見えない。自分が立てた仮説の95%は、実験によって否定される。実験を繰り返していくうちに、結果に一喜一憂しないようになってくる。「Too Good To Be True」で、うまく行き過ぎるのには、何か裏があるのではないかと考える慎重さが身につく。この余裕がプロフェッショナルになるには重要で、学問だけではなく、ビジネスの世界でも同様ではないかと思う。

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    ――では、具体的にどうすればよいでしょうか。

    自分の適性、将来像は、社会に出てみないと判断できない。学生には、まず「社会の一員になれ」と話している。社会の中でお金を稼ぎだすことで初めて構築できるコミュニケーションがある。クライアントや上司などがこれに該当する。これらとの関係で、自分の適性が初めて見えてくる。社会に出て自分の居場所を作ってから、自分の適性を見極めていってもいい。

    ――適性があると思う仕事を続けていても、自分には向いてないと感じる場合もあります。

    意味や価値があると思えばその道を進めばいい。仕事の面白さが分かり、人に教えられるくらいまで続けてほしいという思いはある。だが、一貫性がなければならないかといえば、そんなことはない。違うと思ったら修正すればいい。

    周囲との関係性は常に変わる。その中で、自分も他人も変わっていく。変わっていける人が生き残れる。強い人が生き残るわけではない。地球の歴史を見ても、気候変動などに対応できた生物が生き残ってきた。変わることは、生命の本質的な在り方。一貫性はつまらない物語で、人間の本来の在り方に反する。一貫性がないという批判を恐れる必要はない。
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