教員の多忙化、学校教育「崩壊」の危機
週刊東洋経済プラス
7Picks
コメント
選択しているユーザー
教育を無償化するのも良いですが、学校で働く教師の方々の環境を整えることは、それ以上に大切だと思います。
教師が疲弊しては、よい教育を提供できません。
そのぶん、親たちは塾や予備校にお金をかけなくてはいけなくなります。
予備校のように授業とそれ以外の業務をわけることを検討する必要があると思います。
注目のコメント
教員の長時間労働問題を,教員文化,保護者・地域との関係,法制度の3つの側面から分析。とてもわかりやすい。それぞれの角度からメスを入れていかないと,それくらいに不払いの長時間労働がふくれあがっている。
英語教育政策を専門にしようとしている私ですが、国の方針と現場の実態の乖離が甚だしいと感じています。小学校高学年から英語を教科化するまであと1年となりましたが、そもそも教員の養成は追いついているのか、疑わざるを得ません。そもそも、今の小学校教員は、英語を指導するという前提がない時に教員になった人がほとんどなので、現時点での英語力に依存していては成立しないですし、中には英語アレルギーをお持ちの方もいらっしゃると思います。
一方で、国はそのような現状を理解していないかのように、英語教育に力を入れるという理想のみを掲げ、十分な実習を提供していないどころか、学習をする時間すら与えようとしていません(教師の労働時間は年々長くなっています)。
ただでさえ、「家庭」が果たしている役割が小さくなり、教育現場が大変になっている中で、犠牲が全て現場の教師にしわ寄せしているのではないでしょうか。そのような状態では、教師を志望する人も減りますし、志望する人の質が下がっても(=教育の質が下がっても)文句は言えません。