「署名のないクレジットカード」というAppleの再発明
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セキュリティの向上がないQR決済や中途半端な生体認証に比べると、こういうのこそ、本当のフィンテックだと思う。
本当のフィンテックに必要なことは、
①セキュリティが向上すること
②インターフェースが消費者にとってまったく違和感ないこと
③社会効率が向上すること
の三つだと思う。
その実現にはアイデアベースのフィンテックベンチャーでは力不足は歴然。
さすがアップルとしかいいようがないな。サブスクリプション祭りに押されていますが、Apple Cardにも注目したい。特徴は、①カード利用履歴が簡易に見れる機能、②従来のCVVではないワンタイムセキュリティコードとiPhoneと連動した生体認証、③カード番号も印字しない物理カード、であること。
世界のカード不正利用は、2020年には3.5兆円を超える規模とも予想されており、iPhoneと顔・指紋を奪われない限り不正利用が起こらないApple Cardは、クレジットカード業界のセキュリティの新しいトレンドになるのではないでしょうか?
カード決済で購読するサブスクが増える中、iPhone上で支出を一括管理できるのはお財布事情にもポジティブ。サブスクをApple Cardで決済することで、乱立するサブスクサービスの決済プラットフォームとなることもAppleの視野にあるのではと推測してしまいます。
まずは、米国からスタートですが、日本での展開も楽しみです。
Apple Cardの記事:
https://newspicks.com/news/3772119?ref=search&ref_q=Apple+card&ref_t=top
参考記事:https://www.newswire.com/press-release/global-card-fraud-losses-reach-16-31-billion-mdash-will-exceed-35-billion-inアップルとしては物理的なチタン製カードよりも、Apple Payと連動するバーチャルカードとその機能に注目してもらいたかったはずなのですが。チタンカードに目が行きますよね。
Apple Cardで訴求したかったのは「プライバシー」。カード番号を使わず、カード利用データもアップルは保持しない、とコメントしています。カード発行会社のゴールドマンサックスは保持するけれど、第三者に利用させない。
GAFAの中でアップルだけが、個人データをサーバに保持せず、使わないと明言している。プライバシーをテーマにした広告も打っています。プライバシーをApple Cardでも盛り上げようという作戦です。