【高島宗一郎】バカにされるくらいなら、嫌われろ
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共感する点が多々あります。
自分なりに整理すると、批判をはね返してやるべきことをやり、結果として嫌われるということは、見方を変えれば「こいつはやると言ったことは必ずやる」という点において敵から信頼を得るということでしょう。
既成の組織の中で何かを変えようとしたり、新しいことを始めようとすれば、当然それを面白く思わない人も組織内に現れます。どれだけ言葉を尽くしても、そうした人々を全員納得させることはできませんし、好かれる必要もありません。
ただ、どれだけ自分のやり方が気に入らないと思われようとも、簡単に機嫌取りのためにおもねらず、「言ったことを本当にやる」と目されることは、自分たちの行動に対する予見性を高め、結果としてその後に行うアクションをやりやすくする上で大きな推進力になります。
ある意味、味方から信頼されることよりも重要なことではないでしょうか。
他人の顔色ばかり伺って、やるべきことをやるよりも、身の回りの人たちから好かれることを優先するような人は、リーダーなんてやってはいけないと強く思います。
「むやみに仲間を増やさない」とのことですが、物事が思うように進まない時というのは誰にとっても辛いものですが、一番辛いのは、それまで一緒に戦う仲間だと思っていた人間の気持ちが折れる瞬間を目にすることです。
誰がどのタイミングで折れたか、当事者には残酷なくらいはっきり分かるもの。こうした時に共に乗り越えられるかどうかは、信頼できる人間を知る上での最良のフィルタリングなんでしょうね。これは本当にわかる。政治の世界なんてたいそれたことじゃなくても、サラリーマンをやっていてもこういうことは起きる。
イケイケで成果を出しているときは、チヤホヤされる。しかし、成果が出なくなって、社内の立場が危うくなると途端に手のひらを返す。
みんな社長や上司が評価をしている人間と一緒にいておこぼれがもらいたいだけで、○○さんという個人に本気でついていっているわけではない。
人間なんてそんな自己中のクズみたいな奴らばかりで、本当に心の底から信頼できる人なんてほとんどいない。
いざという時に誰が残るかなんて本当にわからない。昨日まで信頼できると思っていた人が、突然背中から包丁で刺してきたりするのが世の常だ。
だから人間関係なんて、定期的にリセットした方がいい。信頼に足らない人間は、なるべく自分の身の回りから遠ざけた方がいい。
それでも、どんな状況になっても離れない人は一握りでも必ずいる。そういう人こそ本当に信頼がおける仲間だ。
人生はそういう仲間を探す長い旅路なのかもしれない。死ぬときまでに見つかるかもしれないし、来世に持ち越しになるかもしれない。
何度も何度も人に裏切られても、ボクは本当に信頼できる仲間を探す旅を続ける。
QT:
“バカにされるくらいなら嫌われろ”
“嫌われることは、存在を認められるまでのプロセスのひとつだと考えています。摩擦を避けることに力を注ぐ人って、結局「どうでもいい人」になっていく”
“むやみに仲間を増やさない”
“自分がうまくいっているときは、いろいろな人が集まってきます。でも、残念ながら彼らが本当の仲間とは限りません。いざというときに誰が残るかは、本当にわからないんですよ。意外な人が残って支えてくれたり、昨日まで肩を組んでいた人がいなくなったり。”"「高島宗一郎が選挙に出る」と報道された途端、誰もいなくなった。一夜にして、だれとも電話がつながらなくなったんです。呆然としました。
リストを手に、「そうか、彼らはアナウンサーである自分の友だちだったのか」と納得して……相当、つらかったですね。"
これは本人にしかわからない相当にきつい経験。高島市長からは芯の通った強さを感じます。
