楽天携帯の「格安」通信網に注がれる、熱くて冷ややかな視線
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交換機の仮想化というと、KDDIに買収されたソラコムを連想しますね。そういえば、通信領域ではKDDIのナレッジを受けて、決済領域は楽天がという提携を発表されてましたね。というのは、勘ぐりすぎてしょうか。
楽天にも通信の専門家は多数在籍されているので、そんなことは分かっててやるんだよと言われると思いますが、ネットワーク仮想化はもちろん銀の弾丸ではなくて、専用ハードウェアのほうが優れている点は多々あります。
可用性や処理能力がその代表的な部分ですが、SBの宮川さんがおっしゃっている通り、ユーザー数が増えた際に、安定的に運用できるのかが疑問です。
もちろんテクノロジーの話ですから、これから数年後には劇的に仮想化技術や汎用サーバの単体性能や横に並べた際のバス性能が向上するという見込みがあって、意思決定されたのかもしれませんが。何はともあれ、専用機が常識だった通信の世界で、新しいテクノロジーが出てくるのは、喜ばしい事です。
是非、成功させて劇的にコストを下げてもらいたいですね。だいたい、みんながダメだという事をしないとビジネスは切り開けません。
しかし、会社が大きくなるとリスクを取れなくなるので、ベンチャーにチャンスがあるのでしょう。
ベンチャーはたくさん挑戦して、たくさん失敗して、それでも止めないで頑張る会社です。
楽天は大きくなってもベンチャーですね。
素敵な会社だと思います。10年前のクラウド導入初期にも全く同じ熱さと冷ややかさがありました。現在となってはクラウドなしでは世界が存在しないと言っても過言ではないくらいです。
初めから順風満帆ではないでしょうけども、初めからパフォーマンスが心配になるほどの数千万ユーザーを抱えるわけでもありません。
各キャリアがレガシーに引っ張られてやりたくてもやれないことを新規参入者だからこそやれるわけです。そしてこれは事業会社がクラウド導入する過程で既に行われてきたプロセスと同じなのです。
この挑戦は大いに期待する話だと思いますけどね。