横浜市「RPAの有効性検証の成果について」を読んで、仕事とは何かを思い知らされる - orangeitems’s diary
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注目のコメント
いつかスプツニ子さんも同じことを話してた。「クリエイティブ=働きがい」じゃないのは割とそう思う。
“経営者は勝手に、人間的な想像力の必要な業務が「働く誇りや働き甲斐にも繋がる」と考えがちなのですが、果たしてそうなのでしょうか。定型化されたルーチンを正確にこなすのが生きがいの人だってたくさんいると思います。”
AIとの競争ではなく「豊かな無駄」を楽しむ ── スプツニ子! が語ったこれからの時代の幸福論
https://ledge.ai/theai-suputsuniko/私は「定型化されたルーチンを正確にこなすのが生きがいの人」を否定ません。しかし、経営者が「定型化されたルーチンを正確にこなす”人”」を求めていないのであれば、それもまた現実です。
一方、「人間的な想像力の必要な業務」が全ての人に要求されるかというと、それは違うのではないかと思います。
要求されるのは「付加価値を創出する事」です。そして、付加価値を創出するのは、決して「想像力(クリエイティブさ?)」だけではないと思います。
「想像力が必要な業務」は、付加価値を創出する業務として最も分かりやすい例でしかなく、他にも沢山あると思います。
社会は、年齢、性別、価値観、外見…などのについて、絶対に同じ人がいない千差万別の「人」と「人」が、多かれ少なかれコミュニケーションという手段を用いる事で共存しています。
「人と人との違い(異なり)の隙間」を埋めるところに、定型的であってもロボットにはできない付加価値が存在するのではないか、と思います。
>経営者は勝手に、人間的な想像力の必要な業務が「働く誇りや働き甲斐にも繋がる」と考えがちなのですが、果たしてそうなのでしょうか。定型化されたルーチンを正確にこなすのが生きがいの人だってたくさんいると思います。調査・転記・確認・再計算など全ての手作業のIT化に動機と理由があるから、業務そのものを改善せず、IT化するとこういうことになる(PCの出始め期には、PCの計算を手で検算していた)。
しかし、実際の業務には、突発のものや臨時、非定例なものがある。上司の質問や問題意識による指示がさらに業務の複雑化に輪をかける。こうした業務に対応しないと、管理的だとか融通がきかないとか非難される。
こうして頻発に起きない業務がマニュアル化されシステム化される。
「無駄な」業務を非難する人達も、一旦自分に対する業務のこととなると、特別扱いを当然のこととし、こうした「生産性の低い」業務を求める。
貴方が、上に立つ地位にあるなら、まず自らのスタッフに対する業務指示を見直すべきだ。貴方の指示の大半は不要かもしれない。
業務改善のテクニックの冒頭には、業務の廃止がある。業務の断捨離だ。