ナイキがつくる「未来のシューズ」:靴ひもが自動で締まる「アダプト BB」は、こうして映画の世界を超えていく
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注目のコメント
イノベーションが起きるプロセスは、
無から出発して、何かの新技術が出てきたり、発想力のある人が出てきて、無が可能性のある形として見えるImaginationの領域に入る。このimagination の領域は大切だがビジネス的には帳尻が合わない。ここを突破するには開発者の情熱と経営者の我慢が必要だ。製品やサービスとしての実現可能性が見えてくるとinnovationの領域に入る、ここからはスピード感のあるビジネスプロセスで一気に上市にこぎつける経営者の強引さが必要だ。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を見た世代にはあこがれの靴です。
映画の通りに未来はなっていませんが、靴は実現したのですね。
34年かけて未来に来ましたが、未来は普通でした。SF映画には様々な未来道具?が登場していますが、本当にファンを唸らせるようなものっていうのは、ホログラムでも空飛ぶ自動車でもなく、「未来感」と「絶妙なダサさ(自己満?)」があるものだと思うんですよね。
何故なら「所詮あったら便利なモノなんて、技術が進歩すれば、所詮一般的に使われるように“どうせなる”から」です。
そんな物は、欲しいとは思えどファンを唸らせるようなものにはなり得ません。
一方で未来感はあるけどちょっとダサい(自己満感のある)ようなものって、必ずしも開発する必要はないし、だからこそ実際に企画し開発するには、その作品・道具への「想い」が必要不可欠なわけで…。
でも、そういう商品に限って「誰か作ってくれたらなぁ」なんてファンは思っているわけですよ。
「アダプトBB」はまさにそういう商品。
そのような潜在ニーズに答えるNIKEは流石だし、「NIKEが作らなければ誰が作る?」というような一種のプライドを感じます。
かっこいい企業だなぁ。