急成長中の家事代行サービス、モチベーションアップの秘策
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企業は、働く人(サービスを提供する人)とお客様(サービスを受け取る人)をつなぐプラットフォームである。
と考えると、リンクアンドモチベーションやリクルートのような人事系の「働く人の気持ちを考える」企業の出身者が、起業して活躍することにも納得がいきます。
供給側がうまくまわらないと、需要側を満足させることはできないということでしょう。
クレドの『「こちらこそありがとう」をあなたに伝えるために』を読んで思い出したのは、人間関係の基本を「贈与」としてとらえる内田樹さんの言葉でした。
「人間はどうして労働するのか」
http://blog.tatsuru.com/2009/12/16_1005.html「CaSy キャスト クレド(行動指針)」!クレドをスタッフであるキャストが作成したというのは画期的ですね! 「自分たちの体験から出てきた言葉で紡いだ──。そうキャストの皆様に思ってもらいたいなと考えて、みんなに作ってもらったのです。」
内容もユニークであるのとともに本質的。参考にできること満載だと思いました。理念や行動指針を絵に書いた餅にせず、実践に繋げるにはどうすればいいか。
理念が組織に浸透するには、Make(言語化)のフェーズと、Share(共有)のフェーズがあります。
今回の白坂さんおよびCaSyさんのプロジェクトの特徴は、Makeのフェーズがボトムアップ型になっていて、社員が言語化の主体者になっていることです。
白坂さんも言うように「人は、人から言われたことよりも自分で考えて決めたことを心に掲げるものです」。
お題目を作るだけならトップダウンだけで作ればいいですが、その先の浸透や実践までをしっかり目指すならボトムアップでの言語化・共有は必須だと思います。クレドの一つひとつにきちんと現場の想い・イメージが入っていて、素晴らしいプロジェクトだと思いました。
ちなみに、白坂さんは私の最初の上司・メンターであり、一生の師匠です。現場の想いを紡ぎ、理念と現場の実践を繋ぐことでは日本で一番の人だと私は思っています。