元GS、オアシスの紫垣氏がアクティビストファンド-標的は日本企業
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注目のコメント
紫垣氏はGS IBD時代に同僚でした。去年オアシス時代の紫垣さんと香港でご飯食べに行ったときに、こちらの構想を聞きました。
本邦資本市場の高度化のために、紫垣さんに頑張っていただきたいです。応援してますー。
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ちなみに、昨年の香港で「(エンゲージメントファンド的な観点で)外から見ていてレノバの経営に何かコメントあったりしない?」と聞いてみたら、「(普通に真っ当な経営をしているから)特に無いっすよー」と言われましたうまく立ち回ってもらって、一つでも多くの企業の収益構造の改善、ひいては企業価値の向上に繋がると良いですね。ヘッドラインの「標的」という文言は多分に対立構造を想起させるニュアンスを含んでいますが、株主のみに偏重し過ぎずにより多くのステークホルダーにとって有益となり得る提案なら歓迎されるでしょうし、要はやりようだと思います。
コーポレートガバナンスコードの適用強化、東証1部上場企業の基準の見直しなどの流れを受けて、この手のファンドがまだまだ増えることと思います。その結果、BSの余力を生かして主体的に事業投資・事業再編を進めるよう多くの企業の背中を押すことになるのではないでしょうか。
ただ、マクロ的にみると好景気、低金利、低位のリスクプレミアムという環境が永遠に続く保証は無い事だけは留意が必要だと感じます。