捨てる戦略とユーザーファーストの徹底 再成長を牽引する一休“データドリブン社長”の信念
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注目のコメント
"宿の数の拡大も成長の柱ではないと位置づけました。
安価なビジネスホテルを探している人には、他社のサービスのほうがたくさん選択肢が出てきますから、一休をお勧めする理由を説明できません。つまり当社が価値提供できていないので、価値提供できる方向けに注力しようと、社内の皆にはそんなふうに説明しました。"
こういう絞り込む戦略は上場しているとなかなか実現しにくそうな気がしますので、ヤフー傘下になったのも、こういう戦略を実現しやすくするためだったのでしょうね。
国内スタートアップのExit戦略としてはIPOが多い気がしますが、一休のようにターゲットを絞り込んで徹底的に価値を高めたい(かつ資金力は使いたい)のであれば、大手企業への売却も選択肢に入れるのもありですね。一休のデータサイエンスやマーケティングをMarkeZineさんにご取材いただきました。
>多角化ではなく本業を強くすること、特にロイヤル顧客にフォーカスすることで事業を伸ばした
>ターゲットの絞り込みです。平たくいうと、年間100万円以上「一休.com」を利用される層に、よりフォーカスしていきました。
>一休が「誰に愛されるべきなのか?」と考えたら、この方々であることに間違いない。それなら真剣に狙っていこう、と舵を切りました。
入社当時、これらの前提には驚きました。「企業として強いか?」というと、問われるところかなと。言い変えれば、まだ成長する可能性があると考えたんです。
これは名言!
それと企業が大きくなるほど企業理念つまりなんのためにやってりるかが大切かと再度思いました
目先の利益だけに捉われずユーザーを大切にしユーザーのことを考えるそのためにはデータをおろそかにしない