中高年社員を確実に待ち受ける“絶望への落とし穴”とは 調査で解明
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【人事戦略デザイナーの視点】
「パパは何のために働いているの?」と聞かれて「出世のため」とは言えませんよね。これは、改めて仕事を「他者の視点」で考えられるようになる、ということなのです。
最後のページに書いてあるこの記述が、的を射ています。
成人発達理論が教えるところによると、他者を育成することによってしか、卓越したレベルへの自己成長はないということが分かってきたようです。
自分の出世、ポジション、給料、こんなものは、死んでしまえば何の価値もないものです。
それよりも、自分のお葬式に参列した人がどのような弔辞を述べてくれるかが大事。
おそらく、他の人を助けてくれた、私欲を捨てて面倒を見てくれた人は、納得のいく人生を送ったということではないでしょうか?
私の先生も、「生き方を決めるために、まず死に方を決めろ」と教えてくれます。
仕事が出来ない人の多くは、他者への関心が希薄であり、合意形成能力、育成力に乏しいことも実感と相違ありません。
人事的には、わけの分からないコンピテンシー評価をさっさとやめて、しつこいくらいに期待値を伝え、具体的行動を示し、改善の要求をし続けるしか、個人の能力を向上する手段はないと思います。リスクを取らず楽しようとした人は
この落とし穴にハマりますね。
あと、周囲とのコミュニケーションを嫌い
独り善がりのプロダクトアウトをしてきた人も
この落とし穴にハマるような気がします。
本音を出せない人は、本質的な仕事ができないので、
これからのビジネス環境の中では
必要とされなくなってくるでしょう。会社に依存し過ぎですよ。
自分の人生を会社に委ねて生きてきたから、そうなるんですよ。
若い頃に活躍できたからと、いい気になって、成長を止めちゃダメなんです。
同期との出世競争とか、そんな会社の中だけの小さいことに、こだわらないで生きることです。