「儲かる農家」の将来像、中小キラリ農家vs大規模レジェンド農家
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なにを「儲ける」のかの多様性も重要です。
数値化して見せられない人や地域との繋がり、あるいは古より紡いできた農村文化、食と暮らしの営みを受け取って次世代にバトンを渡す役割を担えること。
それらに関しては随分と儲けさせてもらっています。
お金の部分では持続可能な範囲でボチボチが一番心地よいと思っています。なので手元にある分だけ新規事業に使っちゃいます。記事で言うところの、大規模でキラリな生産者の方々が、多数いらっしゃると思います。
記事にあるイチゴ農家さん、5反で年商1500万円だと、篤農家水準の反収6トンだとしてキロ単価500円で相当安めな感じですね。一方、営業利益率40%は高めの水準です。
「安く作って安く売る」のスタイルということでしょうか。
やはり、この類の記事は「何を経営として良し(キラリ)とするのか」の基準があまりにも曖昧で、「これからの農業」に向けた提言を試みる記事としてはもう少し経営的に深掘りをして頂けるとありがたいですね。ビジネスの世界が全て大企業で成り立っているのではなく、中小ベンチャーもあれば個人事業だけど超高収益な方もいたり、文化的側面から事業経営をしている人もいたりするわけで、一口に農業と言っても色々な方がいるのって当たり前なんですけどね。
産地や経営者によっては農家の嫁が勝ち組と言われたりもするわけで、農業=キツくて儲からない みたいなイメージから入るのではなくて、もう少しフラットに見れないのかなぁとは思います。