しくじりアプリにありがちな3つのパターン--なぜ使われないアプリが生まれるのか
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何でもそうですが、ウェブにしてもアプリにしても「手段」の1つに過ぎません。
が、多くの企業で「アプリを作ること」が目的になっています。
事業規模の拡大や顧客満足度向上などが本来の目的であるはずで、そのためにアプリが有用であった場合にアプリ開発に踏み込む、というプロセスが大切です。
「スマホユーザー増えてきてるしアプリ化すると便利だからつくろう」からの脱却からスタートかなと感じています。"ポップアップによる広告収入"メインの無料アプリに慣れてしまっているので、「あ、これ使えないな」と感じた時の見切り(アンインストール)は以前より早くなっているでしょうね。またアクセシビリティに優れたアプリが多く登場してきたので、アプリ設計者が作りたいものを作るというアプローチだと、余計にわずらわしさを感じるのだと思います。
その上でアプリ設計において大事なのが以下の点でしょう。
①ユーザーのスマホ操作上でどんな行動をさせたいかを明確にすること。
②シンプルにデザインすること。
③開封率が高いプッシュ通知で何を知らせるか決めること。
"既存事業での顧客との関係性"がすでに作られていて、その上で既存事業者が提供するアプリは、関係性をさらに強化する有効な手段だと思います。