デートに向く店をどう探す 一休社長のAI活用
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注目のコメント
何度かコメントしていますが、
口コミ・ランキングサイトとかだとコメント数が多すぎて全部読めないので「つまるところ、みんな何を褒めて何をけなしている?」というのをまとめる技術を自分たちで作ったことがあります。これだと、みんな何をどれくらい褒めているかを解析しているので、例えば「東京で一番ロマンチックな夜景が見えるフレンチはどこ」などという検索もできるはずです。
どこかの企業さん、ライセンスに興味ありませんかね。
Masafumi Yamamoto, Yuguan Xing, Toshihiko Yamasaki, and Kiyoharu Aizawa, “An unsupervised service annotation by review analysis,” Int. J. Big Data Intelligence, Vol. 5, Nos. 1/2, pp. 73-89, 2018.> どこのサイトでも「渋谷 デート」などと検索すると、「え、これがデートで使う店なの?」というものも出てくる。うちもまだ完璧にできているとは言えない。今年の改革テーマの1つでもあります。
> 今のところ、こうした検索をする人は、Googleを利用しているんだと思います。
> この先、Googleが情報提供と広告事業からコマースへと事業領域を拡大する可能性もあると思っています。
> だからうちのようなスペシャリティー検索サイトが、スペシャリティー検索としての腕を磨くのをやめたら、存在価値がなくなってしまう。僕はそうした危機感を持っています。
> 検索機能の高度化に務める一方で、日本にある80万店舗のレストランを回るという地道な努力も続けていきます。
> 自然言語処理のような最新テクノロジーと、人によるきめ細やかな対応。この両軸でイノベーションを進めていくのが、一休流の勝ち方です。
✍「デートに向く店を探す」という目的に対して、検索という手段はアプローチが必ずしも正しくありませんね。
1軒決まればよいので、必要なのは目的最適化ではなく、選ぶに至ったストーリーです。なぜその店を選んだのか、本人の想いに応える場合もあれば、相手の好みを思いやる場合もあれば、第三者が推薦する良店を二人で味わうことに意味がある場合もあります。いずれにせよ、選ぶに至るストーリーが大事です。
だから欲しいのは、検索ではなく、ストーリー提供サービスなんだと思います。これは口コミとかを見て、今は本人がストーリーを作っていますが、きっとサービス化してくるのでしょうね。