ホンダ、21年中に英国・トルコでの四輪生産終了 欧州工場閉鎖へ
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注目のコメント
元々ホンダや日産が英国に進出した時代は、
英語でのコミュニケーションのし易さ、
伝統的な自動車産業の活用、
日本企業への誘致とインセンティヴ、
そこそこ安い賃金などの理由で、英国工場はそれなりに意義があった。
時代は変わり、EUの巨大経済圏ができ、
英国はユーロでは無いので決済通貨が面倒になり、
工場労働者の質も工場稼働率も上がらず、
今回のEU離脱で決定的にメリットが無くなった。
国民投票時にも予測された現象なので、文句を言われる筋合いは無いでしょう。
ホンダにとっては以前から悩んでいた撤退への免罪符をもらったようなもの。今や主なイギリス車は全て外資傘下で(ロールス・ロイス、MINIはBMW、ロータスはマレーシアのプロトンの傘下)、ロビー力は弱い。2040年にはガソリン・ディーゼル車販売を禁止するとも言っている。自動車生産台数は年間175万台で、世界13位。小さくはないが大きくもない。
英国の没落は、1950年代の石炭生産減少に始まり、1970年代は北海油田の発見でしばらく息を吹き返すものの、再び北海油田の生産が減少すると、2004年に天然ガス、2005年に原油の純輸入国に転落。これで命運尽きたということなのかも知れません。
そう考えると、日本はよくやってるなと思いますが、世界の資源を握るアメリカに引っ付いて来たおかげといえば、それまでなのかもしれません。全体像がわかりにくいので、貼っておきます。
ホンダグループ生産拠点
https://www.honda.co.jp/group/manufacturing-facilities/index.html
斎藤陽さんのコメントご参照ですが、
単純にイギリスでの生産の意味がなくなってるだけでしょう。
微妙な台数で、地産地消にもならず輸出なら、ワザワザイギリス生産の意味は無い。
あくまで私見ですが、ここで昔のように日本のホンダでタイプRを開発していただきたいなぁ。無理だろうけど。