過小評価されるマネジメント資産、それは「共感」
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薬剤師を育成する薬学教育の中で患者対応を行う際に共感的態度を持って接するように習う。
それは、患者さんの気持ちや言葉に「お辛いですね」と投げかけその気持ちわかりますよと言った態度を示すことだと教わる。
僕も大学でこのように習ったがとても違和感があったが、それは「共感」と「同調」が混同されて教えられていたからだとこの記事を読んで分かった。
>心理学誌サイコロジー・トゥデーでは、共感を「他人の考え、感情、状況を、自分自身でなくその人の視点から理解する経験」と定義している。
この記事では共感の力の重要性が書かれているが、マネジメントでも医療の分野で患者と接する際にも、共感が起こってしまうと相手の情理の渦に飲まれて判断を誤らないか不安に感じる。
そもそも相手に対して上記の定義通りの共感が行えることは稀なことだとも思う。
稀だからこそ、共感できない相手の感情を含めた現状について必死で考えながら関わっていくことが共感よりも重要な力なのではないかと思う。