【直撃】すかいらーくが見出した、GAFAの「価値の本質」
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DX(デジタルトランスフォーメーション)について色々調べている中で、本記事に辿り着きました。
この直撃されている和田さんは、2019年12月31日付で退任されています。2019年前半にデジタル推進に関する様々な記事が出ていますが、成功の果実を手にしたという記事・プレスリリースは出ておらず、少なくともデジタルシフトをやり切っての退任とは考えづらいと思われます。
NewsPicksのようなプラットフォームにおいて過去に採り上げた事例やインタビュー、あるいは新興企業、技術などについて、(本当に負けたのかどうかは分かりませんが)日経ビジネスの「敗軍の将、兵を語る」のような形で検証するような記事があっても良いと感じました。
注目のコメント
①グーグルのように、データサイエンティストがお客様のデータを徹底的に分析する、②アマゾンのように、店舗オペレーションのIT化をする、③フェイスブック、アマゾンのように、データベースと人工知能でお客様を特定して、パーソナライズする、④アップルのように、アプリと店舗のデジタル機器をつなげる。企業の生産性向上を目的とするのではなく、あくまでも顧客の経験価値、顧客の利便性向上を目的としてデータの利活用を進めることを期待しています!
「今、数十人のデータサイエンティストが社内にすでにいます」
すかいらーくへの「期待感」が高まる記事。
メニューや店舗作りがデータによるものになる影響も大きいでしょうし、アプリによるクーポン配信などもよく効く客層です。
期待感が高まれば、資金も集まりやすくなり、データ分析やアプリやシステム構築の費用もかけることができる。
データ活用が価値を生めば、全国2300店舗あるという固定資産が強みになっていく。
現在、データ活用が乏しい業界ほど、成長余地があるということ。
GAFAのような企業の出身者は増えていくので、こういう展開は、外食以外の業界でも増えていくのでしょう。
「テクノロジーの活用の3つのフェーズ」
1 基盤となる「データ」を取る
2 時間軸と地域への対応です
3 コミュニティサービスを作る多くの産業の中でIT化が進んでいないと言われている外食産業ですが、ITを取り入れようとする動きは、様々な企業で進められています。
ただ、人の手を介してサービスを提供することを価値としている部分もあり、どのようにITを取り入れるか、最適解はまだ見えていない印象があります。
リアル店舗のデータを取ることは難しい、と思われている部分も多いので、
すかいらーくのデータ戦略がどのように効果を出していくのか、これからの数字がきになるところです。