監査法人トーマツに罰金2億円 米当局、独立性に違反と
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これ、えらい古い記事がPickされたんやなぁ、と思ったんですが、速報なんですね。この銀行絡みの独立性違反の話、2015年7月にもやらかしてます。ご興味のある方はググってみてください。その時も天野さんの名前出てるし。
(ご参考)
https://economia.icaew.com/news/july-2015/deloitte-fined-over-audit-violations
うーん、トーマツ大丈夫?これはガチでアカンやつ。
パートナーや90人もこんなことするなんて、信じられない。
独立性の規則が緩かった昭和ぐらいの時代ならばいざ知らず、今の時代にこれはナイ。
会計監査において「独立性」はとても大事なルールであり、その違反はあってはならないものです。
そして、独立性に関するルールはかなり細かく定義されております。そして、その研修も毎年必ずやってました。
そして、独立性に違反する関係がないか、毎年必ずチェックリスト方式で確認してました。これはISAでの決まり事です。
そして、SECクライアントは独自の規制があるので、更に厳しく確認を要求されることになります。
私も監査法人時代にクライアントごとにチェックリストをサインして提出してました。
預金に関するチェックもあったことは、おぼろげに覚えています。
ただ、このチェックは、どこの監査法人も基本的には自己申告制だと思います。
そこで嘘をつかれたら、監査法人側は誰にも分からないかもしれません。
また。
独立性の規則は、全ての取引関係を制限しているわけではありません。
その辺は色々あります。何があっ2015年当時、関与先の監査法人がトーマツで、当時再発防止策について、トーマツから説明を聞いた記憶があります。
研修等徹底して行ったと聞いた記憶が…
その後一旦は改善されたものが元の木阿弥になってしまったのか、結局改善はされなかったのか⁇
いずれにせよ、これは独立性を担保するルールの中でも、基本中の基本です。
対象者がかなり多いので、組織的に甘いセクションがあったのかもしれません。
最終的な改善を公認会計士協会が見届けてもらいたいです。