音声がUIの覇権を握る日は来るのか 画面から音声へ。ユーザー体験のパラダイムシフトがもたらすもの
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VUI(Voice User Interface)は、私がソニーで2009年にヘッドホン型のウォークマンの商品企画をやっていたときにも使っていた言葉です。懐かしい。スポーツに特化したスマホにも市場を侵食されない音楽プレーヤーを作ろうと企画した商品でした。
https://www.sony.jp/walkman/products/NWD-W200_series/
小型化する為に液晶も廃して、ボタンも最小限にしたところ、UIとしては、GUIが使えないので、VUIになりました。その当時は、音声で操作までは技術的に無理でしたので、楽曲のイントロ部分だけを連続再生して、好きな曲で止め、フル再生するZappinというVUIをデザイナーが提案し採用されました。検索性ではあまり実用的ではなかったのですが、イントロ再生はかなり面白い体験でしたね。
AmazonがAlexaを発表したときにも、ZappinのVUIを思い浮かべ、技術の進歩、並びにAmazonの目の付け所に感心したものです。日本ではあまり人前でスマホに話しかけることは確かにありませんが、数年前と比較すると少しずつ増えてきましたね。家の中であれば、何の問題もなく使っていると思います。子どもたちが最初に飛びつきますよね。VUIがGUIを駆逐するという話ではなく、お互いの得意な領域で補完し合いながら使われるでしょう。マナーやモラルを重んじる日本としては、”音”に対して敏感である為人前での使用は伸び悩むであろう。
また、声を発することはエネルギーも結構使う。
その為、一人で使用する際も意外と音声入力利用頻度は少ない。
音声認識力がより高まれば、それなりの利便性もあるのかも知れないが人前で使いにくい以上は使用慣れまでの時間もかなりかかるのではないだろうか。両手がふさがっている状態から浸透をさせていくのが確実によい。
スマートスピーカーだと「育児」で両手があかないので証明操作含め超使う。
他に超有望なのは「運転中」だろう。車でも、自転車でも。