星野リゾート、軽井沢で「1泊5000円」のなぜ
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自動車、ビール、新聞などに続き、今度は若者の旅行離れに星野リゾートが挑む。
低価格かつ宿泊価格を固定にしたことで若者に歩み寄ったとしているが、これはオフシーズンが割高になるということを意味する。未婚が多い若者の場合、時間の融通がききやすいと思われるが、オフシーズンが割高になるということは、ターゲットに対する提供価値(低価格)と矛盾する可能性がある。
このあたり、百戦錬磨の星野リゾートがどう戦うか楽しみ。
注目のコメント
星野リゾートはビジネスホテル領域への参入もしており、10年後を見据えて新規顧客開拓を怠っていない。
ブランド接点がつくれていれば、特別な日に星のやなどの高級ブランドを利用してもらえる可能性は十分にある。
新ブランドの構造分析してみる。
ブランド名:BEB
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ブランドコンセプト:「仲間とルーズに過ごすホテル」
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目的:20代〜30代とのブランド接点づくり。
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価格=宿泊費:1万6000円で宿泊
※利用者全員が35歳以下であれば
※客室数:73室
客室収入:31,536,000円
1万6000円×73室×稼働率90%
オウンドメディアのコピーが、思い切って若者にセグメントかけていることがわかる。
↓
"思いっきり遊んだり
のんびり、まったりするのもあり。
ひとりになれる空間があって
話したくなれば相手がいる。
こだわりは違っても
「やってみたい」のノリは同じ。
楽しそうか、面白そうか。
いつでも来いよってベブは言う。
フラッと行く。自然と集まる。
ここは気の合うアイツん家、BEB。"
https://beb-hotels.com/karuizawa/
#マーケティングトレース確立された「高級旅館」ブランドに胡座をかかずチャレンジし続ける姿勢が素晴らしいですね。大手町の都心高級、バリやタヒチのランギロア島での海外ビーチリゾート、グランピング、直近では都市型のOMO。こちらも、新設の大塚と破綻後に引き継いだ旭川グランドホテルとでは違うという話もありました
https://newspicks.com/news/3039969
「仲間とルーズに過ごす」というコンセプトも素敵ですね。記事にもある通り民泊などとどう差別化するか、チャレンジ楽しみです星のは良かったけど、あれで事業計画が70パーで採算が合うというのが素晴らしい。コストダウンのやり方のひとつにマルチタスクがあがるんだろうけど、低価格だとお客様の質も下がるだけに面倒なクレーム対応をどうさばいていく計画なのか気になる。